日頃のメンテナンスで、「いざという時」に頼れる地元業者をつくる


2020年10月の台風10号は当初の予想よりも勢力は落ちたものの、最大瞬間風速が長崎県野母崎で59.4m/sを記録するなど猛威を振るい、暴風で家が倒壊したり、壁が剥がれるなど大きな被害がありました。


前回、「被災した後の悪徳フォーム会社には要注意!」(https://www.nackplanning.co.jp/blog/reformcolumn/116415)でご紹介した通り、台風や豪雨・地震などの自然災害が起こると、悪徳な修繕・リフォームを持ちかける訪問業者が後を絶ちません。


今回は、悪徳業者にだまされないためのコツをご紹介します。




■自然災害の被害につけいる悪徳業者をシャットアウトするために



台風や大雨・地震などで家屋が被害を受けてしまった時は、1日でも早くふだんの生活に戻りたいとあせる気持ちや、このままどうなってしまうのかという不安が募ることと思います。

こうしたあせりに巧みにつけいるのが、悪徳な訪問業者。悪徳リフォーム会社とのトラブルを避けるポイントは前回もご紹介しておりますが、何よりも大切なのは、ふだんから家屋のメンテナンスをして災害に備え、かつ地元のリフォーム会社と信頼関係をつくっておくことです。


地元の業者の良さとしては、遠方の業者を呼び出すためにかかる交通費や人件費が安くすむというコスト上でのメリットもあれば、自然災害のような緊急時にすぐに駆けつけてくれるという安心感が挙げられます。




■地元の業者の業者と信頼関係を築くためには?



ただしいくら地元といえども、被害が起こってから飛び込みで近場のリフォーム会社に依頼するのも、その会社の力量や信頼性をはかりかねることでしょう。


したがって日頃から家屋のメンテナンスには気を配り、災害に強い家にしておく備えが必要です。

※「台風や豪雨などに備えて、水害に強いリフォームを」

https://www.nackplanning.co.jp/blog/reformcolumn/116066


また災害に対する備えは十分……と安心していらっしゃる場合でも、家の内外で困っていることはないかチェックしてみてください。

たとえば家の設備の耐用年数は一般的に10〜15年ほど。外壁塗装の塗り替えの目安は新築から約10年と言われていますが、紫外線を強く受ける南側は劣化が早く、塗料の種類によっては数年ごとに塗り替えが推奨されています。


生活の中で困っている小さなことを我慢できなくなるまでためこんで、一気にまとめて大規模なリフォームをするよりも、困ったことがあればそのつど改善していくほうが、リフォーム会社との信頼関係も築きやすくなります。




■リフォーム会社の体制も要チェック



もう一つ確認しておきたいのが、リフォーム会社の体制です。

リフォーム会社の方針や規模にもよりますが、会社の体制は主に二つに分けられます。


まず一つは、営業から施工・メンテナンスまでを一人の担当者がこなすタイプのリフォーム会社。

もう一つが、営業・施工・メンテナンスなど各プロセスにおいて、個別の担当者を設けているタイプのリフォーム会社です。


一人の担当者がすべてをこなす場合は、万が一その担当者が辞めてしまったら、またゼロから信頼関係を築かなければなりません。

対して後者のような各プロセスに個別の担当者をつけている会社ですと、担当者が退職したり対応ができない場合でも、会社全体でバックアップ体制を整えているため、お客様がお困りのことを組織で共有・解決できるのが強みです。


ナックプランニングは埼玉県戸田市を拠点に、浦和支店・東京本部・神奈川支店・千葉支店と関東圏内に支店を構え、営業・管理業務・メンテナンスと専門のスタッフを有した万全の体制を整えております。

ワンランク上の住み心地をかなえるリフォームに加え、みなさまの大切なお家を守るための防災にも力を入れており、ふだんお困りのことからいざという時のトラブルまで、信頼できる相談窓口になれたらと思っています。メンテナンスや修繕、防災対策など、お家のことならお気軽にご相談ください。


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