台風や豪雨などに備えて、水害に強いリフォームを

 


最近では記録的な豪雨の被害にあった九州地方、昨年では東京・多摩川の氾濫をはじめ、「何10年に1度の」「これまで体験したことのない」と言われる、被害が予想できない水害が増えてきました。山梨大学の秦(はだ)康範准教授によると、ナックプランニングが拠点を構える埼玉県戸田市は、大雨により市の99%もの世帯が1メートル以上浸水するとのことです。

そこで今回は、台風や豪雨に備える水害に強い家づくりやリフォームのコツをご紹介します。




■強風と飛来物から窓ガラスを守る雨戸



台風などで強風が吹くと、飛来物で窓ガラスが割れる恐れがあります。洗濯バサミが当たって窓が割れてしまったというケースもありました。窓ガラスが割れてしまうと雨風が吹き込み、室内における危険性が増すのはもちろん、居室や家財が水浸しになるなど後々の始末もやっかいです。


こんな時に有効なのが、雨戸です。騒音をやわらげる効果もありますので、台風や豪雨の際、音におびやかされることなく快適に眠れるメリットもあります。

雨戸は後付けが可能ですので、今からでも取り付けることができます。

種類はたくさんありますが、人気なのは開閉が楽なシャッタータイプ。

すでに雨戸は取り付けているという方も、いざというときに使えなかったということがないよう、事前にチェックをしておきましょう。




■外壁の耐水性を高めて浸水を防ぐ


外壁塗装により防水性を高めることで、建物への浸水被害を低減させることができます。

もともと建物の外壁は防水や劣化対策を目的として塗装されているものですが、残念ながらその効果は永遠に続くわけではなく、定期的な塗り替えが必要です。塗り替えのタイミングは、塗料や外壁、その下地の種類にもよるので一概には言えませんが、小さなヒビ割れはないか、前回の塗装からの年数も考えて一度メンテナンスを行っておくといいでしょう。


一戸建ての場合は外壁とあわせて、屋根の状態も見直しておきたいもの。台風時に強風で屋根材が剥がれると、その下にある防水層がダメージを受けて雨漏りを引き起こしかねません。

また雨樋もチェックしておくとよいでしょう。排水のキャパシティを超えた大雨が降ると、雨樋から雨水がオーバーフローして、外壁のヒビ割れなどから室内に浸水してしまいます。ゴミや落ち葉などで雨樋が詰まっていないかも、事前に確認しておきたいですね。




■長く過ごすリビングや寝室は2階にレイアウト



九州の豪雨では、あっという間に首まで水に浸かっていたり、就寝中に目が覚めたら水に浮いていたという体験談もありました。したがってご家族が1日のなかで長い時間を過ごすリビングや寝室は2階に、1階部分をガレージや浴室などに間取り変更しておくと、万が一浸水被害が起きても安心です。崩落の心配がなければ、2階(あるいは2階より上階)で生活しながら復旧作業を行うことも可能です。




■被災後も避難所には行かず、自宅で過ごせる家に



被災すると、とかく避難所に行かなければならないという意識がありましたが、避難所はあくまで自宅での生活が困難な人々のためのもの。現在は新型コロナウイルスの影響もあり人が密集する空間で過ごすのは好ましくなく、またたくさんの人が集まって生活する環境はプライバシーが確保できず、大きなストレスになることが指摘されています。

「在宅避難」という言葉が注目されているよう、自宅が居住できる状態なら、避難所には行かず在宅避難を選択するに越したことはないでしょう。そのためにも、台風や水害の被害を最小限に抑えられるよう、事前に手を打っておきたいものです。


ナックプランニングでは埼玉県戸田市を拠点に、浦和支店・東京本部・神奈川支店・千葉支店・成田支店と関東圏内に支店を構えております。地域に密着した防災の情報発信をしており、災害対策のプロでもあります。台風、豪雨に備えた住まいづくりは、ナックプランニングまでお気軽にご相談ください。