家を建ててから年数が経過すると、住いの汚れや劣化が目立ってきます。
また、住まう人も年齢を重ねていきますので、以前は問題なく暮らせていたのに、高齢になってから使い勝手が悪い、不便だと感じることもあるでしょう。
心地よい住まいにするためのリフォームを考えたとき、どんな工事が必要で、どれくらいの日数や金額がかかるのかを知るため、工務店に依頼してリフォームの見積書を作成してもらいます。
ところが「見積書に書かれている内容がよくわからない」「お願いした内容が入っているかどうかわからない」という方がいます。
では、リフォームの見積書は、どこをチェックしたらいいのでしょうか?
今回は、リフォームの見積書をとったとき、確認すべきポイントについてお伝えいたします。
チェック1:希望しているリフォーム内容が明記されているかどうか?
リフォームに限らず、見積書は依頼する会社を選ぶときに参考となる重要なものです。
けれど、見積書のフォーマットは会社によって異なるため、作成してもらった見積書が見慣れない書式だと見方がわからず混乱してしまうかもしれません。
リフォームの見積書で確認してほしいことは、要望したことが明記されているかどうかチェックしてください。
キッチンやトイレなら商品名や品番、フローリングなら建材の種類です。
要望していたものが書かれていなかったり、違う商品名が書かれていたりしたら、リフォーム会社に意向が伝わっていない可能性があります。
何か理由があって違う商品を計上した場合、変更した理由の説明があるはずです。説明がないときは、理由を聞いてみてください。
リフォームをお願いする会社は、要望をきちんと聞いてくれるのか、要望したことに問題があったり認識が間違っていたりしていたら、プロとしての考えを伝えてくれるかどうかということが大切です。
チェック2:「一式」の表示が多すぎないか?
見積書の単価や数量の項目に「一式」と明記されているときががあります。
「一式」と書かれているのを見て「どのような工事をするのかわからない」「何をどれだけ使うのかがわからない」とおっしゃる方がいます。
単価や数量が妥当なのか、疑問を抱くこともあるでしょう。
確かに「一式」と書かれているとわかりにくいですよね。ナックプランニングでは「一式」という表記は極力使わないよう心掛けています。
とはいえ、工事に使われる材料の種類が多い場合など、詳細を細かく記載することでわかりにくくなってしまうときは「一式」と記載することがあります。
そうではなく、どのような内容でも「一式」と表記されている見積書は問題です。
見積書に「一式」という表記が多いときは、その理由を聞いてみてください。
信頼できる工務店なら「一式」表記をしている理由について、しっかり答えてくれますよ。
見積書を依頼するときは、リフォーム会社とコミュニケーションをはかるチャンスです。
信頼関係を築けるリフォーム会社かどうかについて、見積書を依頼したとき確認することができます。
ただし、どのようなリフォームをしたいのかということを具体的に伝えないと、リフォーム会社は詳細な見積もりが出ません。
見積書の作成を依頼するときに、使いたい商品や材料が決まっていれば、それを伝えましょう。
具体的なプランが決まっていないときは、住まいについて抱えている問題や改善したいこと、理想の暮らし方などを伝えてください。
よりよい住まいにするためのリフォーム方法をプロから聞くことができるので、リフォームの方法やリフォーム後のイメージが明確になりますよ。
ナックプランニングでは無料お見積り作成を行っております。
遠慮せずお気軽にご連絡ご相談くださいね。