階段表面の汚れや傷が目立ってくると、リフォームをしてきれいにしたいと思いますよね。
けれど、階段のリフォームは大がかりな工事になるのではないだろうか、工事の期間が長くてずっと階段が使えなくなるかも……そんな風に考えてリフォームをためらわれるようです。
今の階段を撤去して新しい階段を設置する「架け替え」を行う場合は、大がかりな工事になるので、工期も長く、その間、階段は使用できません。
ただし、汚れや傷をきれいにしたいのであれば、階段の架け替えをしなくても、短い工期でも階段をきれいにできる方法があります。
階段の雰囲気を変えたいときにも活用できる、階段リフォームを紹介します。
1.1日~2日で工事が完了する階段の「上張りリフォーム」
階段のお掃除をしているとき、踏み面に汚れがあったり、側壁がはがれていたりすると気になりますよね。
階段の補修をしたいと思うけれど、今の踏み面をはがして新しい板に張り替えなければいけないのだろうか、もしかしたら大がかりな工事になるかもしれないと考えて、階段マットや滑り止めテープなどを貼って対応している方がいます。
けれど、テープで貼るものは、はがれやすく、浮いたシートやマットに足をとられて転倒してしまうかも!
階段は家の中でも事故が起りやすい場所。少しでも危険性を感じたら、きちんと修理しましょう。
階段を取り替えなくても、今の階段に上から部材を貼り重ねる「リフォーム用階段材」というものがあります。 踏み板、側板、蹴込み板など階段の各パーツを、階段のサイズに合わせてカットして上から張りつけていきます。
階段の上張りリフォームなら、1~2日で工事が完了するので、すぐに階段が使えます。
また、上張り用の階段材には、あらかじめ滑り止め加工が施されているので、今の階段に滑り止めがなくて転倒・転落の危険を感じてリフォームを検討されている方にも、上張りリフォームはおすすめです。
参考URL:
システム階段・手すり「リフォーム用階段」
2.上張りリフォームを活用して、明るい階段にしよう!
階段に隣接する廊下や玄関のリフォームを行ったけれど、階段は既存のままにしていたので、階段の古さや汚れが目立って気になる……。
階段を残してリフォームしたことで、階段の汚れが目立ったり、床材の色がバラバラになったりということがあります。
多くの方は、階段の汚れや床の色の差が気になるけれど、緊急に修理することではないので、とりあえず今のまま我慢しようと思われているようですね。
このようなときも、先ほどご紹介した「リフォーム用階段材」が活躍します!
上張りリフォームは、今ある階段をそのままに、上から部材を張りつけることで、簡単に階段のリフォームが行えます。
色や柄も豊富なので、踏み板は廊下の床の色と合わせて、蹴込み板は壁やドアの色に合わせるなど、階段の各パーツの色を変えて、カラーコーディネートを楽しむこともできます。
階段全体の雰囲気を明るく変えることもできるので、階段の汚れが目立つというときや、雰囲気を変えたいというときも、階段の上張りリフォームを活用してください。
参考URL:
システム階段・手すり「リフォーム用階段」
階段をリフォームするというと、架け替えなど大がかりな工事をしなければいけないと思うかもしれません。
今回ご紹介した階段の上張りを活用すれば、短い工期でコストをおさえた階段リフォームが行えます。
階段の安全性を高めるだけではなく、デザインや雰囲気を変えたいときにも活躍するリフォーム方法です。
施工方法について詳しく知りたい、どのような色や柄があるのか知りたいという方は、お気軽にお声がけください。