フローリングは一般に寿命が10年から15年ほどといわれます。
床は毎日踏みしめる場所であり、木材なので経年劣化は避けられません。
では、劣化してきている場合にどうリフォームをおこなえばよいのでしょうか。
◆床の劣化が傷や色褪せのみで、床鳴りやへこみがない
→張り替えなくとも重ね張りで対応できる
リフォーム向けのフローリング材もあり材質の強度も十分です。
既存のフローリングの上に重ねて貼ることで、工期が短く廃材も出ません。
これにより、費用が抑えられます。
ただし、貼っただけわずかに床が高くなるほか、床下の状態は確認できないというデメリットがあります。
◆床鳴りが起きていたり、へこみが発生したりしている
→現在のフローリングを除去して張り直す必要がある
フローリングの下の木材や板材が傷んでいても、多くの場合は骨組みの劣化までに至っていません。
床を張り替えると費用がかかるものの、床の劣化を根本から直せるため、確実で安心です。
新しい床材を選べるため、一般的なフローリングあけでなく上質な無垢フローリングや、水に強いシート張りにも変更できます。
自分でおこなうことも可能ですが、床のリフォームには専門的な知識や技術が求められる場面が多くあります。
たとえば、床の下地処理が不十分だと、新しい床材がすぐに劣化してしまう恐れがあります。
また、正確な寸法で材料をカットしたり、適切な接着剤や施工方法を選んだりすることも、仕上がりに大きく影響します。
床のリフォームをご検討の際は、まず一度プロに相談するのがおすすめです。
ちょっとしたご相談も、ナックプランニングまで、お気軽にお問い合わせください。