お風呂では、浴槽で体を伸ばして、ゆっくりとくつろぎたいですよね。
けれど、お風呂が壊れていたり、冬に寒かったりすると、気持ちよく入浴することができません。
浴室の床タイルがツルツルしていて滑って怖い、冬の寒い季節はお風呂の中がヒヤッとしていて冷たい、壁や床がポロポロとはがれてくるなど、長い期間おなじ浴室を使っていると、いろいろな問題が発生します。
滑らない床に張り替えたい、タイルとモルタルの二層になっている壁を同じ素材にしたいなど、部分的にリフォームしたいという方がいます。
ただし、古いお風呂だと壊れた部分だけ修理をしても、また違うところが壊れて修理しなければいけません。
一ヶ所、新しくなっても残りの部分は20年~30年経過しているわけですから、つぎつぎに不具合が生じるのです。
できれば、トラブルが発生する前にお風呂をリフォームして、安心して入浴したいものですね。
快適なバスタイムを手に入れるためにリフォームを行うとき、おさえておきたいポイントがいくつかあります。
お風呂のリフォームを行う前に知っておいてほしいこと
故障や転倒の危険を感じたことをきっかけに、お風呂のリフォームを検討される方が多いです。
床だけ張り替えたい、浴槽だけ交換したいと、部分的な交換を希望されるのですが、壊れた部分だけを交換しても別の部分が壊れる可能性があります。
故障、修理、交換をなんども繰り返していると、全体をリフォームしたときよりもコストがかさむことになります。
新しい浴室の設備は、機能性に優れていて、デザイン性も高いものが登場しています。
部分的に壊れたときは、浴室全体をリフォームするチャンスです。
年齢を重ねたときのことや、家族が成長したときのことをイメージして、改善すべき点があるとしたら、リフォームで改善していきましょう。
次回から、快適な浴室を手に入れるためのリフォーム方法を【バリアフリー】【使い勝手】【デザイン】の3つの目的別に別けて紹介していきます。
第一回は、転倒の危険をなくし安心して入れるお風呂にするためのリフォーム方法
【目的に合せた浴室のリフォーム方法~バリアフリー編】
第二回は、冬でもあたたかく快適に使えるお風呂にするためのリフォーム方法
【目的に合せた浴室のリフォーム方法~使い勝手編】
第三回は、キレイな浴室を手に入れるためのリフォーム方法
【目的に合せた浴室のリフォーム方法~デザイン編】
くつろぎ空間であるお風呂は、心も体もやすらげる癒しの場にしたいですね。
キレイでゆったりと過ごせるバスルームにするためのリフォーム方法を順番にお伝えいたします。