【雨漏りを放置すると危険!早めにすべきリフォーム対応】

雨漏りは「少しだけだから大丈夫」と見過ごされがちですが、実際には住まいの寿命や生活の安全に大きな影響を与える深刻な問題です。

放置するほど被害は広がり、補修費用も増えてしまいます。

ここでは雨漏りを放置した際のリスクと、リフォームでの対応ポイントをご紹介します。


■雨漏りを放置することで起こるリスク

①構造材の劣化

木造住宅の場合、雨水が浸入すると柱や梁が腐食し、耐久性や耐震性が大きく低下します。鉄骨造でもサビの原因となり、建物全体の寿命を縮めます。


②カビやダニの発生

湿気のこもった天井や壁内はカビが発生しやすく、アレルギーや健康被害につながる恐れがあります。特に小さなお子さまや高齢者のいるご家庭では注意が必要です。


③内装や家電の被害

雨漏りによるシミやクロスの剥がれ、フローリングの変形だけでなく、電気系統にまで浸水すると漏電や火災のリスクも発生します。


■補修・リフォームの目安と対応方法


□屋根材のチェック

瓦やスレートの割れ・ズレは雨漏りの大きな原因。10~20年ごとに葺き替えや塗装などのメンテナンスが推奨されます。


□外壁の点検

ひび割れやコーキングの劣化も雨水の侵入口になります。外壁リフォームやシーリング打ち替えで防水性を高めることが重要です。


□ベランダ・バルコニーの防水工事

防水層の劣化が進むと床から雨水が浸入するため、10年を目安に再施工を検討しましょう。


■雨漏り工事のおもな方法

雨漏りの原因や場所によって工事内容は異なりますが、代表的な方法には次のようなものがあります。


コーキング補修:外壁やサッシまわりの隙間を埋め、防水性を高める。

屋根の部分補修:破損した瓦やスレートを交換し、再固定する。

防水層の再施工:ベランダや屋上に防水シートやウレタン防水を施し、雨水の浸入を防ぐ。

屋根の葺き替え・カバー工法:劣化が進んだ屋根全体を新しい屋根材で覆う大規模工事。長期的な安心につながります。


■早めの点検・リフォームが安心につながる

雨漏りは一度発生すると目に見える症状が出るまでに時間がかかり、気付いた時には被害が広範囲に及んでいるケースも少なくありません。

「天井にシミがある」「外壁のひびが気になる」といった小さな兆候の段階で点検を行うことが、修繕費用を抑える最善策です。


ナックプランニング東京本部では、雨漏り診断から補修・防水リフォームまで一貫して対応いたします。

専門的な視点で建物の状況を調査し、最適な修繕プランをご提案します。

大切な住まいを守るために、気になる症状がある方はどうぞお気軽にご相談ください。

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